Fuufu

peko10042006-11-06

MTBを夫婦の共通の趣味として
持つようになり、
私達の間は距離が短くなった。
私達は比較的以前から、
よく話す夫婦だったに違いないのだが、
この共通の話題はさらに
私達の間を固めた。
よく「男と女は違う」、
あるいは、「人それぞれ生き方が違う」という理由で、
相手にタッチしない関係があるが、
今思うに、その間柄は時に冷えて、
まして夫婦において発生したら、
その後の二人は殺伐としてしまうだろう。
私達の間も、「我慢するのはまっぴらごめん」というのではなく、
私自身も随分妥協をしたし、できる限り相手に合わせ、
主人の話しをよく聞いたし、
主人も「何かあるなら言ってみな」と
二人の感情が鬱積しないようにしてくれた。
他人同士いれば、必ずやストレスが生まれ、
人はそれを解消するために時間を費やす。
しかし今ここで、
三島由紀夫の言葉を介して言えば、
「全ての衝撃に対峙せよ」と。
保身に身を投じるのではなく、
自分に訪れた問題を避けずにぶつかっていけ!と。
・・・
困難を抱えている全ての人にエールを送りたい。
夫婦関係をあなどってはいけない。
人間関係の基礎ですから。