玄さん

peko10042006-05-22

皆さん、玄さんをご存知ですか?
玄さんは新宿救護センター(NPO法人ソーシャル・マイノリティ協会)の所長・玄秀盛(げん・ひでもり)さんです。
玄さんを知ったのは主人がきっかけだったのであるが、この人は”凄い”。
その生い立ちには驚愕する。
幼少時代は4人の父と4人の母の間を転々と渡り歩き、虐待などは日常茶飯事であり、
通常ならその後の人生に希望などもつ事など不可能に思えるところ、
玄さんはその記憶を跳ね返すように、様々な職種に携わりその後会社経営を始め、
その収入は1億、2億と言う程のものにした。紆余曲折を繰り返した末、
人々の役に立ちたいと一念発起。救護センターを立ち上げる。
私は自身のブログでも「子どもを大事にしてください。」と
皆さんにお願いしているのであるが、それは幼少の頃の傷は
思いの外後遺症を残すものだと言う事を身に染みて分かっているからだ。
それ故に玄さんの心の痛みは尋常なものではないのは想像に難くない。
そんな玄さんの昨日のセンターの4周年記念のイベントに参加させて頂いたのでした。
玄さんの印象は”気さくな、気のいいおじさん”ではありましたが、
もう一方で人に対する洞察力の鋭さ。感服です。
そして”思えば必ず願いはかなう”という信念があるようで
自分には恐いものがないと言う。
私は玄さんに太刀打ちできない偉大なものを感じ大人しくなっていました。
そして私の今後の方向は以前とは違う何かにしなければならない様な気がして
一気に方向転換をした。
それを一言では表現できませんが、これからの私のブログにも表れてくるかと思います。
心機一転。皆さんと私の日々の成長に乾杯。