市民講座より
今日は今年2月に行われた市民講座のレジュメ作りから引用して
ブログに掲載したいと思います。
講師 : 香山リカさん(精神科医)/ 品田知美さん(社会学者)
私(淳子)なりの考察
この講座において品田先生がお持ちくださった資料のうち”結婚相手の条件”という項目のあった
所においての男女とも「人柄」を最重要視されていたことについて私なりの意見を記述したいと思う。
男女の自分のパートナー選びには男性は女性の容姿を、そして女性は男性の年収をと言うのが
それは違うという人もいるが、確かに本音にあるように思う。
私ははっきりした理由は分からないが、男性は女性のその人の中の、「女」をみないと好きになれず、
女性は男性のその人の中の「男」をみないと好きにならないのではないかということだ。
つまり、男性が自分の恋愛の対象に、ある女性を選択する時、とびきり美人という訳ではなく、
その人の中の「かわいらしさ、女らしさ、男にはないやわらかさ(心身両方の意味で)」を見、
また女性の場合はその人の中の「男を感じさせるものー能力やそれに伴って年収、包容力ーつまり優しさ、
又、経済力というのもあり、これは結婚後女性が自分達の生活がどれだけ安定感があるかを
考えてのこと。」でそんな所を考慮し、そして、
私はこれらをまるで無視しながら自分のパートナーを選択しあってしているカップルなどははまず
いないだろうと思うのだ。
私がOL時代こんな人がいた。その人はお金持ちらしいが当人はお金目当てに寄ってくる人間を
軽視していた。しかしその人は自分の金持ちぶりをどこかでちらつかせている。どこか武器にしている。
「そんなところに寄って行く人はやっぱりいるだろうな。」と思った。それはやはり女の子にとって
男を象徴する力の一つとして写る。
なぜか私はその人の中に「金に執着しない自分を演出しながら実はお金を頼りに人を寄せ付けている」所を
発見しその矛盾に違和感を覚えてしまった。
この結婚条件の最重要に持ちあがった「人柄」について私はこれが確信をついたものかどうか疑問を持った。
「人柄」がパートナー選びのトップにある事について以上が私の見解である。