女・生

今、私は「オニババ化する女たち」という本を読んでいる。
その大まかな内容と言うのは
「女性は、女として生まれてきたのですから、
女としての性を生きて行きたい、という、
からだの意思があり、その意思を無視していると、
あちこちに弊害がでてくるのではないでしょうか?
女性のからだの持つエネルギーを過小評価しないほうが
よいと思います。・・・・・
その力を使わずにいると、多くのエネルギーが
行き場を失ってしまうことでしょう・・・」
と、このようになっています。
この本を読んで女性の生き方を改めて考えさせられました。
男と対等に経済的に恵まれた多くの女性たちが
全て本当に幸せなのだろうか?
自然な女性としての生き方は今や軽視されている。
あちこちに出てくる弊害とは病気のことだろう。
そして、しまいに心も体も蝕まれて、
オニババ化。という図式である。
以前、ある作家が言っていた事だが
「女性は子供を産まないと完成しない。」と。
子供ー目一杯愛情をかけた者にいずれ自分を否定され、
そして、その者を育てる過程で
自分以外の自分ではどうにもならない意志の存在にやがて気づく事が
女性を成長させるということではないだろうか?
ということである。
なんだか、この本の存在が
女性の真の生き方を提示しているように私には思えました。