「孫」を代理出産

2006年12月26日(火)付の
朝日新聞
こんな記事が載っていた・・・
「50代後半の閉経後の女性が
娘の受精卵を子宮に入れて妊娠し、
昨春出産していた・・・」
孫を代理出産した事例である。
娘には様々な理由があり
子供をもうける事が出来ず今回の事情に至る。
記事には出産を別の人に代行してもらうことに、
「女性の道具化」との批判があるという。
しかし、問題はこれに止まらないと
私は見ている。
このように生まれた子供が
どのように育つかである。
「自分は一体誰の子?」と疑問を持たないだろうか?
そして、自分の生の基が、
受精卵なのか?子宮なのか?お腹なのか?
どこ?と・・・
受精卵は自分の親。
子宮とお腹は自分のおばあちゃん・・・
・・・
生まれた子は
将来自分のアイデンティティの問題に苦しむかもしれない・・・