ヘレンケラー女史

もうご存知の方もあると思いますが,
歴史上の人物、
ヘレンケラー女史は、
三重苦、目、耳、口が不自由にもかかわらず、
サリバン先生の援助のもと、
偉業を成し遂げ、
障害者の地位を上げた
素晴らしい人なのです。
そんな彼女は、
幼少の頃は、自分が負った障害のため、
人間としての当たり前の生活が、
出来なかった人でもある。
人の言葉は理解できず、
(耳が聞こえないため)
感情だけが自分の中で鬱積している、
いわば活火山の溶岩が噴出する一歩前の状態で
日々を過ごしていたという事だ。
人の成長は
自分の欲求を解消しながら歩み、
自己の生命の発露をどこかで見出しながら、
生きているというのに・・・
彼女は歴史本では書かれていないが、
私の思う所、
精神病の危機があったのではないかと推察している。
自分の思いを発散できない・・・
そして、その方法も知らない・・・
このような普通でない試練と困難は何故
ヘレンケラー女史に与えられたのか?
天の神様、教えて!