三島由紀夫

peko10042006-05-24

三島由紀夫は朋求(主人の名)の大好きな作家だ。
私もその作品は何冊か読ませてもらった。
三島の希有な才能をこの場で改めて言う程のものでもないが、
1つ非常に留意したい点がある。
それは女を愛せなかったという事。
”女はわいせつなだけ。美しいのは男の肉体だ。”と
言ってのけた。
三島が自分の身体にとてもコンプレックスを持っていた
ためだ。と言う説から来ているのだと知識人は
こぞってそう述べている。そのことは否定のしようも
無いのだが、私は三島は何よりも人間の心、精神を
愛した人ではなかったかと思うのでる。
そこで女の精神は?と問うと・・・
どうでしょう?男の人達、どんな判断を下しますか?
朋求は”女は男にとって性欲の対象なんだ。女の興味は恋愛しかない。
そうでなかったらイデオロギーに走る(理屈や)”
と女の私に言います。
三島のように女を否定する存在。
それは女の居場所がない。と言うことだ。
女の価値。やっぱり男によって作られている。
世の中そうなっている。


写真は、玄さんのお友達のシャンソン歌手の若林ケンさんです。
ケンさんの歌は素晴らしいので、聞いてみてください。
CDも出ています。