いじめ問題

peko10042007-01-21

ここ最近もいじめ問題が
世間を騒がし、
もうそれは社会問題に化して、
心の汚泥は止まることがない。
そんな自分の存在を脅かすいじめっ子には、
どう対処していけばいいかを
大人達は必死で考え、途方に暮れる。
いじめられるにも二通りあるような気がする。
一つは当人自身が理不尽で、
周囲に迷惑かけて気づかないが故に
嫌われている状態。
もう一つは社会的に特に罪は犯していないが、
その存在が意味深で不快な雰囲気であるその者を
許せない状態。
前者は理由がはっきりしているため
その行為を止めさせれば片がつく。
しかし、問題となるのはもう一方の後者。
よく最近耳にするのは
「いじめられる方にも問題がある」という言葉。
要するにお互いが正常な心の状態にない時に違いないのだ。
こんな時はほとんどの場合、
いじめられる者を保護しようとやっきになるが、
いじめる方がそんな時、
大人達のいうように、
いじめたい衝動をこころに閉じ込めたなら、
いじめたい方は非常にストレスが溜まるに違いない。
いじめられるほうは罪は犯さないから、
その存在は保て、
その環境はよしとしても、
いじめたい方は・・・
いじめ問題は意外にも、
いじめたい方の心のケアをする方がいいかも知れないと
私は思ってしまった。