湯川秀樹博士

湯川秀樹博士はもうおなじみの人物。
物理学の分野において、
ノーベル賞を受賞したというので有名だ。
今日、そんな湯川博士の記事が
新聞に載っていた。
物理学の理論は私にとって、
未知、不明瞭、不得手ときて、
論じる能力などないのであるが、
記事の最後の一行、
「博士の読みの確かさは、
70年余を経て揺らいでいない」という一文だ。
つまり自分の功績が今も生きづいていて
そんな自分の存在が、揺らがないままいつまでも確かな事。
これに隠されている内容はというと
自分が永遠に失われないという事を
表しているような気がして。
これほどのモノを世に残せる人は
本当にごくわずかで、
いずれ人は消滅する日が来るのが自然だ。
そんな考えから私は、
生きる上では、
常に輝きに満ち満ちている瞬間ばかりでなくて良いと
思っている。
もし凹みに落ちたらそこで考えを巡らし、
自然に起こる出来事に身を任せて、
人を傷つけないという約束だけを課して、
生きてみてはどうか?
こんな考えどうでしょうか?