私のこと 幼少期

私の目覚めは小学校高学年の時に始まっていった。
心に何となく不安を持っていたが、この頃は安定していたと思う。
心身共にまとまっていたように思う。
親しい友達もいて、学校の人間関係がうまくいっていたのかもしれない。
あと自分自身がいろいろなことを受け入れていったからかもしれない。
どこかで、小学校高学年の頃が一番人のいうことを聞くものだと聞いたが、私もそうだったのかな。
この頃のことをあとから回想すると、習い事のバレエの写真が非常にたくさん残っているので、バレエがよく伸びていたのではないかと思う。
確かに大好きだったバレエ。
でも...母がこてんぱんに私のバレエを馬鹿にした。
母は、バレエ自体にあまり関心がないばかりか、こともあろうにバレエを
「踊りっぱね」(東北弁?)といってけなした。
言葉の暴力がひどかった。
どんなにがんばってもほめてくれないものだから
私もそのうち集中力をなくしていった。
だからバレエを踊っても、悲壮感ばかりがたまって、悲しくて悲しくてどうしようなくなってきた。
そのうち先生から冷たくされていったと同時に、どういう子?という風な目でみられてしまったことでやめてしまった。